2002 年 9 月上旬

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9 月 10 日(火)

例によって 7:35 起き。今日は予定通りの時間に出発することができた…と思って いたが、定期券を買い忘れていたことに、出発してから気付く。仕方なく昨日に続いて パスネット通勤。
電車の乗り継ぎ自体は普段と変わらず、9:00 出社。全体的に何となく空いていた気が したが、気のせいだろうか…。

ちょっと遅くなり 22:25 頃の退社。星川 22:32 発の電車に乗ろうと時間調整して いたのだが、乗り遅れ (;_;)。次は 22:42 発。二俣川で急行、大和からも急行に乗り 換えて中央林間には 23:13 着。相鉄線の急行で 2 駅間ほど座れなかった以外は座れた ので、着席成果は平均的と言うところか。

HDD に山と溜ったキャプチャ動画を DVD-R に焼く準備として、CM カット等の編集 作業を行なっていたのだが、その途中でうたた寝してしまう。タイマーの再設定をして いなかったので、『ちょびっツ』をキャプチャ失敗… (;_;)。


9 月 9 日(月)

無事に 7:35 に起きた…が、嫁も起きたのは 7:30 だったようで、朝食がの用意が 間に合わず。ちなみに、普段は嫁は 7:00 頃には起きているそうだ (私はまだ寝ている 時間なので知らない (爆))。
ということで、朝食が遅れたので出発も遅め。8:13 発の小田急線に乗ることは諦め、 次の 8:16 発の急行。それでも星川到着は 1 分しか違わないので 9:00 出社は可能な のだが、最後の二俣川〜星川間が快速利用となってしまい、座れないのが難点 (;_;)。 3 分早く出るだけで 15 分ほど座ってられるのは大きいぞ…。
そういえば先週末 (正確には昨日) で定期が切れていたのだが、継続するのをすっかり 忘れていたので、今日はパスネット通勤だったり。;-)

帰りは 19:30 過ぎの退社で、星川 19:46 発の各停。大和での接続が微妙なことも あり、二俣川からの急行では 7 号車のドア前を確保。その甲斐あって小田急線は予定 通り 20:10 発の各停に乗れる。時間帯的に期待はしていなかったが、着席。


9 月 8 日(日)

今日は 1 人で外出。中央林間 10:58 発の田都線各停で溝の口まで行き、南武線に 乗り換えて川崎下車。結婚式の写真が出来上がったという連絡があったので、式場まで 引き取りに行くためだ。
写真は引き取るだけなので一瞬で、今度は京急へ。12:14 発の上り快特。座れなかった が、乗車時間も 3 分なので問題無し。

駅近くの PiO で『 そうさく畑』。入口でパンフは買うが、中身は一切見ずに巡回開始。端から端まで 見て回っても 30 分くらいだし、どうせ途中で知り合いに会って話し込んだりするし。 今回も、見て回っている時間より立ち話をしている時間のほうが長かった。:-)
14:40 頃に会場を離れる。たまたま秋葉原に行くという知人もいたので、同行。14:48 発の快特で、品川から JR 乗り換え。品川の乗り換え改札はパスネットと iO カードの 2 枚投入は可能だが SuiCa には非対応という代物で、私はこの種の改札用にと旧来の iO カードも持ち歩いている。が、知人はパスネットと SuiCa (定期券) しか所持して おらず、連絡改札を通れず。精算機も SuiCa は非対応 (京急の駅構内なんで当然か…) だったので、一旦出口改札を出てから入り直すという手に。そういえばこの連絡改札、 以前はルトランカードにも対応していたような。時代の流れが…。:-)
まだ快速運転時間中だった京浜東北線で秋葉原に向かったが、散々待った挙げ句に時間 調整しまくりだったので、結果的には山手線でも数秒しか違わなかったようだ。

あきばおーやゲーマーズ本店・駅前店などを巡回。知人が一緒なので普段行かない 店にも行けて新鮮 (笑)。途中からは他にも知人数人と合流し、ラジオセンターの上の 古炉奈へ。ThinkPad の濃い話には付いて行けない…。聞く分には面白いが。
18:00 頃に解散。場所と半蔵門線への接続を考えた結果、神田から銀座線に乗ることに する。三越前で 18:11 発の急行に乗り換え。東急 8000 系の初期更新車で、運良く 6 号車の車端を確保。中央林間で便利な車端 5 席 (9 号車前方と、6〜7 号車の間) 中、 残りは 1 席という状況だったようだが、うまく引けたもんだ。
あとは熟睡して中央林間まで。19:10 頃の帰宅。


9 月 7 日(土)

やはり昨日は疲れていたのか、22:30 頃には早々と寝てしまったようだ。
そんな時間に寝たもんだから 5:30 頃に一旦目が覚めてしまったが、さすがに早過ぎる ので寝直し。8:30 頃に起きる。10 時間睡眠だな。

ちょっと町田まで、2 人で外出。中央林間 12:54 発の小田急線各停だったが、妙に 混んでいて座れず。町田到着後は、まずは小田急百貨店の上のほうに行って食事。
あとはヨドバシカメラとかアニメイトとか、お決まりのコースを適当に回った後、町田 始発の各停で帰還。14:44 発。


9 月 6 日(金)

今日から普通の生活に戻るわけで、7:30 起き。まぁ旅行中は朝が早い日が多かった ので、あまり変わりないかも。:-)
小田急線の雨ダイヤが少々心配だったが、遅れは小幅。大和では少し走ったが、無事に 所定の相鉄線に接続。9:00 出社。

何が原因かは不明だが今朝方から軽い頭痛だったのだが、仕事をしている間に落ち 着いてきて、夕方にはほぼ完治。

休み明けで仕事が溜っていたのだが、頭痛ということもあったし、どうにも眠くて 仕事にならないと感じたので、20:00 過ぎには退社。昼頃は、頭痛のため早く帰ろうと 思っていたのだが、夕方になるにつれて頭痛が引いてきたのでずるずると…。
帰りは星川 20:10 発の各停から。着席成果は平均的に、二俣川から 2 駅間ほど立席。


9 月 5 日(木)

利尻島内のホテルで、一旦は 5:00 頃にかけた目覚まし通りに目が覚めたのだが、 昨日の疲れが抜け切っていなかったので、とある計画は取り止め。追加で 7:30 頃まで 寝る。
朝食は 8:30 までと指定されていたので 8:15 頃に食堂に向かうと、どうやら最後の客 だったようだ。食堂の半分ほどは片付けモード。その後も部屋で休み、チェックアウト 期限ギリギリの 9:50 頃に出発。今回もフェリーターミナルまでは送迎付き。
フェリー待ち (11:00 発なので 1 時間ほど待ちが…) の間に路線バスの時刻表を見て 見ると、姫沼入口方面へは、鴛泊からの行きは 7:20 頃、帰りは 9:55 に鴛泊 FT 着と いう便があったようだ。昨日は宿の送迎車に飛び乗ってしまった上、島では全く H" が 使えないのでネットで時刻 表を見ることもできず。事前に知っていたら、無理に 5:00 に起きようとして失敗 するようなこともなく、最初から 6:00 を目標にしたんだけどなぁ…。姫沼には行って みたかっただけに残念。ちなみに、5:00 起きを目標にしていたのは、「2 時間くらい 歩けば着くだろう」という計算だったのだが、ちょっと無謀だったかも (爆)。

フェリーは鴛泊 11:00 発だが、香深 (礼文) 発の経由便ということで、通しの客も ちらほら。割と早め (10 番目くらい ?) に並んだのだが、2 等カーペット区画の窓側 両端は、またしても取れず。それでも充分に横になるスペースは取れるので問題無し。 船は昨日の朝と同様、最新のフィルイーズ宗谷号。なかなか巡り合わせが良い。:)
波は昨日よりも穏やかで、定刻 13:40 に稚内到着。稚内空港行の連絡バスまで 50 分 ほど時間があるので、その間に昼食を取ろうとする。…が、結局、 一昨日と同じスーパーで食材を買い込んで稚内駅の待合室で食べるという、旅情の 全く感じられない食事。;-)
時間が近付いたのでバスターミナル (一昨日観光バスに乗り込んだ場所) まで行くと、 空港連絡バスの出るポールには長蛇の列。着席は危ういかも。フェリーターミナル始発 なので、5 分ほど歩いて始発から乗るのが確実なのだが、時間も迫っていたので素直に 列に並ぶ。そして、14:35 頃に到着したバスは座席の少ない一般車 (;_;)。ギリギリで 2 人並んで座れた (後部車輪の直上の非常口座席) が、立席客も数人発生。途中停留所 でもぽつぽつ乗客を拾い、終点まで下車はないので乗客は増える一方。…のはずだが、 誤乗客が途中で 1 人発生し、途中での下車が発生。行先からの勝手な判断で、普通の 路線バスのつもりで乗ったようだ。運転士には注意されながらも、希望停留所の 1 つ 先くらいで降ろしてもらえた模様。運賃をどれだけ払ったかは不明。:-)
バスはほぼ定刻に稚内空港に到着。団体カウンターで航空券を受け取ってから、会社に 持っていく土産を購入したり。そして、搭乗。A321 型の、3 + 3 座席。機材は小さめ だったが機内はほぼ満席で、14:50 発。滑走路に出てもスピードを上げないので何故か と思っていたら、誘導路がないため、一旦滑走路の端まで行って転回する (転回用の P 字型の脇道あり) ようだ。用地に窮しているようには感じないのだが、需要も少ないの だろう。
房総半島 (木更津) 方面から羽田に進入し、羽田では 24 番スポットに到着。遠い…。 荷物を受け取ってからバスに乗る。16:59 発。川崎本線料金所と新山下 JCT の辺りで 少し渋滞したが、17:35 頃には YCAT 到着。相鉄線は 17:48 発を見送って次の 17:54 発。シート端に着席。夕ラッシュ時間帯なので、大和からの小田急線では座れなかった が、ドアのすぐ脇は確保 (荷物が大きかったので下手に座るよりはマシ)。18:35 頃に 帰宅。これにて新婚旅行は終了となる。:)

さすがにお互い少し疲れていたので、夕食は外で済ませる。東急中央林間駅ビルの サイゼリヤで。


9 月 4 日(水)

稚内のホテル。予定通り 5:00 に起きて身支度をし、荷物を全部持って 5:40 頃に 1F に降りる。朝食は 5:45 開始なのでロビーで少し待っていたが、こんな早朝から他 にも数組、10 人前後の人が待っていた。開店と同時に入り、バイキング形式の朝食。 とにかく船の時間が気になるので急いで食べ、6:05 頃にはチェックアウト。
ホテルのすぐ裏手にあるフェリーターミナルに行き、まずは乗船券への引き換え。窓口 係員が不馴れで発券に時間がかかり (2 回くらい誤発券していた模様)、出航ギリギリ での乗船となる。そして、定刻の 6:20 発。
さすがに朝も早いので船内は空いており、2 等は 30 人くらい。カーペット区画の壁側 両脇は埋まっていたが、大の字になって寝ても邪魔にならないくらいには空いている。 船は東日本海フェリー最新の「フィルイーズ宗谷」。 当たり船を引けたようだ。ただ、外洋に出たら揺れるのはどうしようもないが…。風も 強く寒かったので、ほとんど船室内で過ごす。嫁は船酔いしてしまった模様。
そして、礼文島の香深港には 8:15 着。定刻。

礼文島では昨日と同じく宗谷バスの定期観光バスを利用するので、まずは乗車券の 引き換え。整理番号順なのでなるべく早く引き替えておきたいのだが、発券は 9:10〜 だそうだ。それまで出歩く場所もないので、フェリーターミナル内で時間潰し。…と、 ふと見渡すと発券窓口にはいつの間にか長蛇の列。慌てて並ぶが、整理券は 48 番と、 かなり出遅れ。…というか普通、48 人も乗れるのか?? まぁ、売っておいて乗れないと いうことはないだろうが。実際のところ、バスは 2 階建てだったので、定員は 60 人 くらいか。
早速バスに乗り込む。唯一 2 人並びで空いていた、2 階の最後尾を確保。後続の船の 到着を受けるダイヤになっていた (だから実際は稚内 7:30 発でも間に合うが、前述の ように座席確保は不利) のだが、後続船は 10 分遅れで、その遅れをそのまま受けての 出発。既にこちらのバスはほぼ満席だったので、後続船からの客は「2 号車」へと誘導 されているようで、計 2 台での運行。ちなみに 2 号車は普通の (2 階建てではない) 車。
まずは東側の海岸沿いを北上し、途中から山に入って久種湖の湖畔を車窓見学、そして 西海岸に出て澄海 (スカイ) 岬で最初の下車観光。特に何もない場所で、すぐにバスに 戻って次の地点へと移動。島の最北にあるスコトン岬へ。こちらはいかにも岬らしい岬 なので、強風が始終吹き続けている。ガイドさんが言うには、これでもまだマシだそう だが…。岬の少し先にある海馬島をバックに記念撮影とか。
続いては来た道を引き返し、香深を経由してから西側へと峠を越えて行く。この峠から 少し入ると景色も良く、高山植物の宝庫 (今は時期的に高山植物は皆無だが…) らしい のだが、観光バス (このコース) では寄らず。海岸沿いの桃台猫台展望台から、海と山 両方を眺める。そして再びフェリーターミナルに戻って礼文観光は終了。

12:40 頃だったので食事にしようと思ったのだが、予定のフェリーまで 1 時間しか ないので遠出するわけにもいかず、結局ターミナル 2F の食堂で普通の食事。そして、 利尻島 (鴛泊) 行のフェリーに乗船。今朝とは違って乗客は多く、ざっと見 7〜8 倍は 乗っている気がする。船内アナウンスでも「寝転ばないように」と繰り返し放送。船は 「アインス宗谷 2」で、この航路での現役船の中では古い部類らしい。出航はそれほど 遅れはなかったのだが、到着は 10 分遅れ。やはり古い船は遅いのだろうか…。
鴛泊への到着が 10 分遅れたので、観光バスへの乗り継ぎは慌ただしい (もともと 10 分しか接続時間がない)。今回も同じバス会社なので、例によって窓口で乗車券を引き 換えての乗車。ただし、整理番号は入っておらず。バスは 2 階建て車で、窓側は 8 割 くらい埋まっていた感じ。2 階の中ほどの席を確保。バスは定刻 14:35 発のところ、 約 10 分遅れでの出発。
この観光バス、コース名を「利尻一周早回りコース」という程なので、非常に急ぎ足で 島を巡回。周回道路を走っている時間がほとんどで、下車観光はわずか 2 か所のみ。 島を時計回りに進んで行き、最初の下車観光はオタドマリ沼。利尻富士もはっきり見え たが、さすがに強風で逆さ冨士とはいかず。
バスはさらに島を進み、今度は仙法志御崎公園で下車観光。山に少し雲がかかってきた が、切れ間を狙って写真を撮ったり。そして後は鴛泊まで戻る。車窓から見る利尻山は 方角によって形が変わってくるので、それを一周 360°分楽しむだけでも観光と言える のだが、それにしても早足だった…。
16:50 頃、ほぼ定刻に観光バスを降りたら、すぐ目の前に宿の送迎車が待機している。 手際が良過ぎ (笑)。適当にフラフラする間もなく宿まで送り届けられてしまう (別に 強制ではないのだが…)。ただ、歩くとかなり遠いので、助かったのは事実。

宿は、昨日・一昨日に泊ったところと比べたら設備的には見劣りはするが、夕食は 豪華。一応、「旅館」ではなく「ホテル」という括りだろうが、旅館っぽい食事。露天 風呂も併設されているとのことで、夕食後は風呂にゆっくりと浸かる。
部屋に戻ってふと気が付いたが、実は部屋にエアコンが無いようだ。代わりに扇風機が 置いてあったが、夏でも冷房は要らないということだろうな。さすが最果ての島。

今朝は起きたのも早かった上、観光も超詰め込みモードだったので、22:00 頃には サクっと寝てしまう。ちょっと疲れたなぁ…。


9 月 3 日(火)

旭川市内のホテルで、7:45 頃に起きる。朝食は 17F のレストランで洋食。窓側の 席だったが、部屋とほぼ同じ位置で 1F 上なだけなので、景色はあまり変わらず。
9:30 頃にチェックアウトし、昨日と同じく旭川駅まではバス利用。今度は 5 条 9 の バス停からあさでんの 6 系統。ノン ステップ車。列車の 20 分くらい前に駅に着いてしまったので、オレンジカード販売の 出店で何枚か購入してしまったり。
そして、9:56 発の〔スーパー宗谷 1 号〕に乗車。指定席はかなりの乗車率だったが、 熟年層の観光客がほとんど。シーズン外れの平日だし。さすがに昨日の「u シート」と 比べれば見劣りはするが、比較的新しい車両で快適。ただ、窓位置は悪かった (;_;)。 稚内への最速達種別なのだが、それでも 3 時間半かかるというのは、さすが北海道は スケールが違う…。

稚内には定刻 13:28 着。「最北端の線路」と書かれた車止めを写真に撮ったりした 後、これから乗る定期観光バス (稚内 B コース) の乗車券を引き換えたり。バスは自由席 (定員制) で、整理番号順の 乗車だそうだ。その発車までは 1 時間近くあったので、その間に今夜泊まるホテルに 行き、チェックインはせずに荷物だけ預けてくる。その後は適当に昼食を取ろうと思っ たのだが、適当な店が見当たらず、スーパーで弁当を買ってバス停のベンチで食べると いう結末。;-)
時間になったので定期観光バスに乗り込み、左側の中ほどに座席を確保。14:30 発で、 まずはノシャップ (野寒布) 岬へ。25 分ほど時間が取られており、その間に寒流水族館に行く 人も多かったが、私らは行かず。続いては稚内市街地に引き返して山に登り、開基 百年記念塔へ。ここではバスを降りて展望台に。運が良ければサハリンも見えると いうことだったが、今日は霞んでいて遠くは見えず (;_;)。さらにバスは少しだけ、 氷雪の門の辺りまで移動。稚内公園を散策し、有名なタロ・ジロをモデルにした 樺太犬訓練記念碑を見たり。
今度は湾の反対側、宗谷岬に向かう。その途中、港の南稚内駅側を車窓観光したり、 宗谷岬肉牛牧場を通り抜けたり。普通の漁船なのに船名をロシア語で併記している 船があるのが稚内らしかったな。牧場では、道路のすぐ側で親子連れの牛の群れを眺め られたり。そして、岬の公園でバスを降りて観光。色々な記念碑が集まっている中、 最北端の碑の前で記念撮影をしたり。強風で、揺れずに立っているのが難しかった が。:-)
あとは稚内市街地まで戻り、駅前でバスを降り、ホテルには 18:30 頃の帰着。

ホテルの部屋は 11F。海沿いなので見晴らしは良く、眼下はフェリーターミナルの 建物 (あまり綺麗ではないが…)。遠くには宗谷岬も。
19:00 少し前、夕食を取りにホテル内の鉄板焼屋へ。席数が少なく基本的には予約制の ようで、20 分くらい待ってからテーブルへ。肉は先ほど見てきた宗谷岬牧場産だとか で、目の前の大きな鉄板で料理を作ってもらい、それを皿に盛って食べるという格好。 「見せる料理」という感じで、コックの手付きも、見られることを意識しているように 感じられる。
肉は柔らかくて美味しかったのだが、ちょっと脂っこかったので胃にもたれる。あまり 心地好くない満腹感。デザート付きだったのだが、デザートは別の店に移動して食べる という変わった方式。
明日は 6:20 発の船に乗るというスケジュールなので、5:00 起きの予定。そのため、 22:00 頃には早々と寝る。


9 月 2 日(月)

札幌に向け走行中の〔カシオペア〕車中。早々と 0:00 前には寝に入ったのだが、 なぜか 1〜2 時間おきくらいに目が覚め、あまり寝た気がしない。青函トンネル入口、 五稜郭と、洞爺の辺りでは記憶が残っている。最終的には 7:00 過ぎ、東室蘭の辺りで 起きる。
苫小牧の辺りでは雨が降り出し、この先の天気が心配になったが、千歳を過ぎると雨は 全く降ってない感じ。ただ、空模様は怪しかったが…。朝食をダイニングカーでは取ら なかった (3 号車まで遠いし…) ので、お菓子を少しだけ頬張って朝食の代わりとし、 身支度をしつつ札幌到着を待つ。
複々線区間に入って札幌は目の前、となった白石駅の辺りで前方に列車が詰まっている らしく徐行運転。そして札幌駅には 4 分遅れで到着。

改札内のコインロッカーに荷物を入れようとしたところで電話が入る。会社同期で 札幌在住 (勤務) の友人からで、場所を伝えて合流。夏コミ以来の顔合わせだ (笑)。 彼はこれから出社ということで早々に別れたが、札幌周辺の地図を借りる。
身軽になったところで小樽に移動。9:11 発の区間快速だが、西行きが全般的に遅れて いるようで、入線自体が 9:14 頃。先頭車両に乗ったのだが、私は結局小樽まで立席の まま。ただ、小樽は出口が先頭側にくるようで、慣れた客は先頭に集中していたのかも (;_;)。

今回の旅行はパッケージツアーなのだが、今日はカシオペア下車後は自由時間で、 夜までに旭川のホテルに着けば良い。そこで、小樽・札幌を観光してみる計画を立て、 とりあえず小樽まで出てきたところ。
まずは駅前から おたる散策バスに乗り、北運河で下車。ここが小樽運河の西端だそうで、ここから 運河に沿って歩いて行く。だが、事前調査が不足していたので、実は西側は観光資源に 乏しいことを知らず、ちょっと無駄足だった (;_;)。しかも、北海道とは思えないほど 暑かったし…。バスでは 1 つ手前で降りるのが正解だったようだ。ガイドブック等で 良く見る風景も、運河の東側 1/3 くらいらしい。
運河はこれで終了し、旧ウォール街から再び散策バスに乗車。先ほどは普通の路線バス 車両だったが、今回は専用車両に当たり、座席が木製だったりと「いかにも」な造り。 硝子工芸店が立ち並ぶ通りを抜けて東へ進み、マイカル小樽で下車。11:20 頃。
マイカル倒産のため、本州等では SATY と呼んでいる部分については「ポスフール」と 言うようだが、他の部分 (「マイカル小樽」とか「ビブレ」とか) にはマイカル由来の 名前が残っていたりと中途半端な感じも。ここでは土産を買ったり、昼食を取ったり。 ビブレ部分が改装中でちょっと寂しかったが…。

戻りは小樽築港駅から。12:40 発のエアポート快速は、先頭車はガラガラ。たぶん 始発の小樽では最後尾から埋まっていくのだろう (今朝の考察より :-))。約 30 分で 札幌に到着。列車は更に千歳空港まで行くのだが、乗客の大半は入れ替わり。
下車後、地下道を抜けて道庁方面へ。赤レンガの旧本庁舎の周囲を散策した後、時計台 へ。ここも中には入らず、信号待ちの間に道向かいと、すぐ近くから写真を撮っただけ で退散。そしてテレビ塔へ。ここまでの名所は外から眺めただけだったので、展望台に 登ってみる。途中でエレベータを乗り継いで展望台へ。空は霞んでいて遠景は×だった が、テレビでよく見る大通公園の風景はバッチリ眺められる。
テレビ塔から地下まで下り、地下街を通って地下鉄南北線の大通駅へ。2 駅ほど乗り、 札幌駅を挟んで反対側にあたる北 12 条駅で下車。医学部側の門から北海道大の敷地に 入り、イチョウ並木を抜けて中央の大通りへ出て、さらにポプラ並木の手前まで行って くる。嫁は歩き疲れたそうで (3km/30 分くらいなら平気で歩く私の基準で考えていた ら、やはりちょっとキツかったか…)、ポプラ並木までは来なかったが、その後は札幌 駅方面へ歩き、クラーク像を眺めた後、正門から退出。あとは札幌駅まで 5 分ほど。 指定を取った列車まで 50 分くらいあったので、駅の待合所で座って休憩。

時間になったので改札を入り、〔スーパーホワイトアロー 19 号〕を待つ。新千歳 空港発なので下車客が多い上、札幌で進行方向が逆になるので、乗客の動きが交錯して 慌ただしい乗車。しかも、座席には先客が居て「ダブルブッキングか!?」と思ったら、 先客のほうが座席間違いだったようだ。新千歳空港からの通しなのに札幌を挟んで同じ 席が取れず、座席移動が必要だったのだが、それに気付いていなかったらしい。正しい 座席も判明し、事態は収束。「u シート」にすっぽり収まって旭川を目指す。各座席に PC 用の電源があったので使ってみたい気もしたのだが、昨夜の寝不足と歩き疲れから か、すぐに眠りに落ちてしまう。風景も単調だし。:-)
旭川到着目前というところで信号停車。上り線を列車が通過した直後に動き出し、2 分 遅れで旭川着。時刻表によると所定 17:12 発の〔オホーツク 6 号〕が遅れ、ホームを 塞がれていたからだろうか。

今夜泊まるホテルは駅から徒歩 15 分程度だったのだが、荷物も多かったのでバス 利用。駅前から道北バスの 14 系統。2 停留所目の 5 条緑橋で下車し、ひとまずホテルにチェックインして小休憩。部屋は 16 階 (建物は 17 階建て) だったので、周囲の見晴らしは良い。
18:30 頃から夕食に出掛ける。旭川とくればラーメンと連想するのだが、店を知らない ので、まずは本屋でガイドブックを立ち読みして店定め。ホテルに近いところで 1 軒 目標を定め、そちらに向かう。途中で古本屋に寄ったりと、軽い散歩気分。…が、店の ほうは発見できず (;_;)。もう一度本屋に戻って場所を確認すると、面している通りを 間違って探していたようだ。確かにその場所に行くと店は存在。先ほども通った大通り からは奥まっていて見えない位置だったようだ。
店は『天金』という醤油ラーメンの店。…だったのだが、醤油メインの店とは知らずに 塩と味噌で注文してしまう。まぁ美味しかったので問題無し。:-)


9 月 1 日(日)

今日から新婚旅行なのだが、出発前に別々にイベントに寄ってから行くというダメ っぷり (爆)。嫁は 10:14 発の田園都市線急行で某声優のイベントに出掛け、私はもう 少し残って留守中の録画 (キャプチャ) 予約の設定。深夜枠は時間変更が多くて心配だ が、事前に分かる範囲では調べて設定。

中央林間 11:32 発の湘南急行に狙いを定めて出発準備。家は 11:28 頃に出たが、 途中で 11:30 頃に各停が走っていく。どうもダイヤが乱れているようで、発車案内の 電光掲示は「調整中」表示。すぐ (11:33 頃) に湘南急行は入ってきたが、これが何と 6 連。直前を各停が塞いでいるので鶴間辺りからは徐行運転となり、予定の相鉄線へは 接続できなかったのだが、この珍事が体験できたのは貴重かも。;-)
大和からの相鉄線は 11:44 発の急行。8000 系で、5 号車に着席。横浜で京浜東北線に 乗り換えて大森下車。12:30 頃。ここでコインロッカーに荷物を入れてからバスに乗る 予定だったのだが、予定より 5 分遅れだったので探し回る時間はなく (通常サイズの ロッカーなら複数か所あるのだが、今回の荷物は大きいサイズでないと入らない…)、 荷物を持ったままバスに乗車。12:36 発の城南島循環系統。

流通センターで下車して、『COMITIA61 + X-II』。結局荷物を持ったまま会場内を回ってしまい、他の人の迷惑になったと思う (__)。
知人にも何人か会え、14:00 過ぎに退散。そして帰りもバスで、14:12 発の森 28 系統 (平和島循環)。大森からは京浜東北線に乗って上野駅へ。15:00 頃に到着してしまった が、待ち合わせは 16:00 なので時間が余ってしまう。そこで、改札内のコーヒー屋で 軽食をとりつつ時間潰し。昼食もまだ取っていなかったし。

カシオペア〕の出発する 13 番ホームで嫁と合流。個室に荷物を放り込んだ後、発車前だがダイニングカーまで 行ってシャワー券を購入。結構すぐに売り切れると聞いていたので急いで行き、希望の 時間帯を確保できたが、大宮到着前には今日の分は完売したとの放送。
ちなみに客室は、一番室数の多いカシオペアツインの 11 号車 2 階部分。ダイニング カー (3 号車) が遠いのが難点だが、ラウンジカー (12 号車) には近いので、黒磯を 過ぎた辺りで行ってみる。外は何も見えないが…。目の前も機関車だし。;-)
一旦部屋に戻った後、夕食を予約した時間になったのでダイニングカーへ移動。延々と 8 両分も移動…するだけで 5 分くらいかかる (;_;)。が、最後の頃に行ったのが幸い したのか、4 人テーブルを 2 人で広々と使えたのは儲けもの (多分、予備席だろう)。 料理のほうはフランス料理のコースで、なかなか美味しかった。揺れるのもまた醍醐味 ということで。:-)
仙台を少し過ぎた辺りで食事は終了し、また延々と歩いて部屋に戻る。続いては 22:00 からシャワーに行ったが、こちらは 10 号車なので近くて楽だった。


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KATOH Toshihiko <tosy@wig.nu>